新年おめでとうございます

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
上田図書館倶楽部の助成事業も本年7月までとなりました。
昨年を振り返りますと、事業は当初の予定通り順調に進んでおり
それぞれ成果を上げてきていると思います。

  • 広報活動では、フリーペーパー「とーく」を発行し、図書館の機能や

倶楽部の活動の紹介をしました。

  • 絵本読み聞かせ人材養成講座の修了者たちはグループを結成し、

自主的に図書館や公民館で読み聞かせ活動を展開するようになりました。

  • 繭ホールサロントークでは、上田に関係のある各方面の方々のお話を

お茶を飲みながら伺い、活発な交流ができました。

  • 情報検索基礎能力試験勉強会を修了した皆さんは11月の試験を受け、

ほとんどの人が合格しました。

  • 上田市誌の目次をデータベース化し、webに公開しました。
  • 初心者向け情報活用講座である「ネット&カフェ」は、

「パソコンで困ったらあの講座に行って聞けばよい」ということが定着し、
暮れの12月27日まで盛況でした。

  • 執筆編集講座では13名の受講者が、研究の成果や自分史をまとめておられます。

4月か5月には完成の予定で、市民の記録として図書館で貸出されます。

  • 調べ物学習支援では、「図書館を使って調べる学習コンクール」の

受賞作品を市内の小学校や図書館で順次展示し、啓発活動を行いました。

  • 千曲川地域の文学講座では、地域のゆかりの講座内容に多くの受講者が参加がありました。
  • 毎月1回実施したコンサートや朗読会は、市民に定着してきて毎回楽しみに

訪れてくれる常連さんが増えた一方、「夜の図書館でコンサート」を初めて知って
それを機会に図書館に足を運ぶようになった市民もいました。

  • 上記の活動をとおして、倶楽部会員や協働した図書館職員のスキルアップ

図られてきています。定年を機にこの活動に参加した一人は、「まさか定年後に
こんな新しい活動機会が持てるようになるとは思わなかった。現役時代より、
人とのコミュニケーションの機会が増えています。」とおっしゃいました。
図書館サービスを受ける側から、自分の特技や意欲により図書館サービスを
提供する側になって活動した充実感が伝わりました。

7月までの助成事業期間中、さらに成果を上げるようがんばっていきたいと
考えています。