初夏に歌う 竹前文美子さん


7月のコンサートは、〜初夏に歌う〜と題して、
軽井沢在住の竹前文美子さんの歌と、
繭ホールに何度も登場されている木内貴大さんの
シンセサイザーの共演で、50名近くの参加者とともに
始終楽しく、和やかなひとときであった。

竹前さんの歌うシャンソンと語りの
「手紙―親愛なる子どもたちへー」は
老いていく母が子供たちへの心情をしみじみと
歌い上げて感動を誘った。
金子みすずの詩を参加した小学生に読んで貰ったり、
皆で声を合わせて歌ったりして、
暮れなずむ夏の夕べを過ごすことができた。

今回は、いままでに交流のない方に出演を
お願いしたのだが、快く引き受けてくださり、
こちらの希望をプログラムに入れたり、
共演者との打合せやリハーサルなどの準備も
行っていただいたと聞く。

このような柔軟な対応をしていただけるのも、
過去7年間余に亘る人脈の繋がりがあるからこそで、
人と人のつながりは倶楽部の貴重な財産であると
思っている。