くるま座語り芝居

3月13日(土)6時半から"くるま座語り芝居「東北のズンムたち」”を行いました。
出演は中西八枝さん。参加者は78名でした。

暗幕に緑と赤の垂れ幕をたらして、照明を駆使した繭ホール。
突然、どこかの演劇の舞台に変わってしまったかのような雰囲気の中に、小柄な中西さんが登場されました。ご本人も「知る人は知る、知らない人は知らない」とご挨拶をしながら、弾けるような琴の調べを交えて「東北のズンムたち」の物語が始まりました。
何人もの声色を巧に使い分けて、どよみなく語り出される世界に、東北のズンム(次男、三男の呼称)たちの悲哀がひしひしと伝わってきました。
約一時間の短い間でしたが、多くの参加者の皆様も満足されたご様子で、蜜の濃い時間を過させていただいて感謝です。