太宰治の人間失格意識
22日(日)午後、生誕100年記念講演「太宰治の人間失格意識」を行いました。
受講者は最終的に75名で、生誕100年にふさわしい熱気あふれる講演会でした。
講師の相馬正一先生は、太宰と同郷の出身で、井伏鱒二・檀一雄・大宰夫人美知子さん、そのほか沢山の太宰ゆかりの人々に取材、地道に研究し続けて太宰関連の著書を何冊も上梓されています。
今日の講義は、太宰の人間失格意識を幼少期の経験、その後繰り返された自殺未遂などの観点から顕正され、皆さん大変興味深く聴かれていました。
また、建前でなく本音で生きるー自分を偽らない生き方が若い人に支持され読まれている所以だろうとの事。ただ日曜日にもかかわらず、若い人が少なかったのは残念です。