5月28日に第4回情報検索レベルアップ研修を行いました。

午前:Word・Excel報告書作成のテクニック
    講師 図書館倶楽部)林ゆかり
午後:特許と特許検索
    講師 特許業務担当者 小林照幸

●Word・Excel報告書作成のテクニック
Wordを使用して、報告書の形式をととのえるテクニックの紹介と実習を行いました。
べた打ちした文章に見出しを設定し、目次を自動作成したり、
引用文献の登録・一覧の作成、
2軸複合グラフの作成とWordへの貼り付け、
最終版・PDF文書としての保存など、
報告書の体裁を簡単に整えられるテクニックを紹介し、
報告書の体裁を整える方法を演習しました。
普段の文書作成ではあまり使用しない機能ですが、
数ページの報告書を作成するときにはとても役に立つので、
ぜひ、使えるようになって欲しいと思います。

●特許と特許検索
講師に入念な準備をしていただき、
講義と実際に特許を検索する実習という2本立てで行う予定でしたが、
特許庁のデータベースが5月27日〜5月29日までメンテナンス期間で、
使用できない状態になっていました。
そのため、急遽、講義だけをお願いすることになりましたが、
実習がなくなった分、ゆっくりと質問や話をしていただける時間がとれ、
さまざまな角度から、特許にまつわる実際の話をたくさんしていただくことができ、
非情に興味深いものになりました。
内容は、
特許の取得・維持にはかなりのお金がかかること、
企業間では、特許に関する虚虚実実のかけひきが日常的に繰り広げられていること、
特許検索では、特許の内容だけでなく、
業界の動向や、企業の状態、今後の産業界の方向など、
分析の仕方でいろいろなことがわかる、ということ、
など、本当に多岐にわたり、新鮮で刺激的でした。
また、機会を設けて、
お話を聞いてみたいと思いました。

報告は以上です。

次回は、6月3日(金)に東京研修に行きます。
訪問予定は、
 東京都立中央図書館
 国立国会図書館
 千代田区千代田図書館
で、現在13名が参加予定です。