大学受験情報収集講座が終わりました。

10月22日、29日の2日間で実施した保護者対象;大学受験情報収集講座が終わりました。
http://ueda.zuku.jp/jyouhou/nyuumon/netcafe/netcafedaigaku.htm
初めての企画で、良かった点、ビックリの点、反省点がいろいろ。

まず反省点としては、参加者数が少なかったこと。
上田市の「広報うえだ」に掲載したほか、近隣の図書館へチラシを配布、また市内の高校の進路指導室を回って生徒を通じて保護者へチラシを配布してもらって広報しました。

その中から聞こえてきたのは、「参加したいけど、昼間は仕事をしているのでダメなの。夜に開催してくれたら行けたのに・・・」という複数の声。今、高校生を持つ母親の多くは働いているんだ、という実態に考えが及ばなかった。

また、進路指導室の先生方からは「もうちょっと 早めに案内してくれれば、PTAの会議などで配布できたと思います。」という言葉。次回への反省点が多々。

次にビックリの点としては、マスコミの反応が多かったこと。
信濃毎日新聞、東信ジャーナル(上田のタウン誌)の取材、それに上田ケーブルビジョンの撮影と放映。記者からは、「参加者が少なくても、これは大事な情報ですし、今後もこういう講座を開く予定があるなら今回の様子を掲載しておくのは市民に知ってもらううえで役立ちますよ。」と、大変好意的なお話があって、写真入りの結構大きな記事となりました。
http://www.shinmai.co.jp/news/20091023/k-3.htm

そして良かった点。
企画、講師、アシスタントなどに携った上田情報ライブラリー職員と図書館倶楽部情報サービス部員が、こういう講座のノウハウを共有したことは、助成事業として大きな成果だと思います。
助成事業の目的のひとつに、2年間の助成事業に係わった人達が、新たな図書館サービスを企画運営していく力をつけ、助成事業が終わった後も同様の事業を推進していくことが出来るようにするという点を揚げています。今回初めて大学受験情報収集講座を行った経験は、次回以降に生かされるものと思います。

当初の企画目的に「図書館らしい講座にする」ということがあり、そのための方策のひとつとして、参加者に新聞記事検索データベースの演習をしていただきました。実際に小論文のテーマやインフルエンザに関する新聞記事を検索してみて、「図書館に来るとこういうことが出来るんですね、面白いですね、また来てやってみます。」という声が聞かれて良かったと思いました。